概念曲を考えよう – 崩壊:スターレイル オンパロス①運命編 –

はじめに – 概念曲とは

概念曲というものがあります。

アニメや漫画、ゲームのキャラクター、あるいは作品そのものの心情や世界観を
「連想させる(概念となる)」楽曲のことです。

作品やキャラの解釈を深めたり、共有したりできる点で、個人的にはとても興味深い話題です。

他の方が選んだアニメ・ゲームの概念曲の記事を読むの、好きなんですよね。

という訳で、私も自分なりに選んでみようと思います。

(誰も見てない個人ブログくらいが、こういう話題にちょうど良いですよね。)

音楽に詳しい方であれば自分で概念曲を作曲するのかもしれませんが、残念ながら私には音楽の素養が全くございませんので

既存の楽曲の中からピキーンときたものをいくつか紹介させていただこうと思います。

ジャンルや年代に偏りがあるかも知れませんが、ご容赦ください……。

以下、注意事項です。

Attention
  • 概念曲として楽曲を紹介しますが、楽曲、作品、キャラクターを貶める意図はありません。
  • 本記事は公式とは関係のない、個人的な考察・解釈が含まれます。内容は公式設定とは異なる場合があります。
  • 概念曲や解釈の話題が苦手な方、不快に感じる可能性のある方はブラウザバックを推奨します。
  • 楽曲の権利は各権利者に帰属します。歌詞引用は必要最小限に留めています。
  • 本記事は「崩壊:スターレイル オンパロス編」のネタバレをたくさん含みます。

概念曲という言葉に関して、
一般的には横文字で書くことが多そうですが、作品によっては公式と表記がバッティングしそうなので、本ブログではこっちの表記でいきます。オタクっぽくて良い言葉ですよね、概念曲。

崩壊:スターレイル オンパロス編

『崩壊:スターレイル』(通称:スタレ)は、中国のゲーム会社 miHoYo が開発・運営する基本プレイ無料のコンピュータRPGです。

主人公である開拓者(プレイヤー)とナナシビト一行は、星穹列車に乗って宇宙を旅し、さまざまな星を訪れながら仲間とともに困難を乗り越えていきます。

その旅の中で、開拓者が足を踏み入れる星の一つがオンパロス。宇宙から秘匿され、内部では独自の文化が築かれた、特殊な星です。

40時間を超える大ボリュームのシナリオで綴られる登場人物たちの生き様は、私を含め多くの開拓者たちの胸を打ちました。

そんなオンパロス編で大活躍する英雄である黄金裔(+α)について、彼らの概念曲を独断と偏見で提案させていただきます。

今回は命運編ということで、トリスビアス・ケリュドラ・三月なのかの3名です。全5回ですかね…。

トリスビアス

『はじまりの未来』 – 40mP × sasakure.UK feat. 初音ミク

やっぱり最初はトリスビアスから。

最初の黄金裔として、ずっと他の黄金裔達を見守り、寄り添い続けてきた存在。

その在り方は、初音ミクにも通じるものがあるのかもしれません。

道にまつわる言葉も多いのが印象的で、

共に歩むパートナーとしてのトリビーたち/初音ミクの側面が重なって尊みを感じます。

歌詞中にたびたび登場する「君」も、分裂したトリスビアスが各地で出会った人々や他の黄金裔を指しているようにも感じられて、そんな解釈もできるかなぁなんて考えてしまいました。

あと、2番のここの部分、最初の逃走を思わせるニュアンスを感じてすごく好き。

はじまりの景色の空白を
隣り合わせの君が彩るよ

『ふ・れ・ん・ど・し・た・い』 – 学園生活部

一人につき一曲というレギュレーションは設けていないのでもう一曲。

「わたしたちはここにいます」というフレーズが良くて。

『がっこうぐらし!』(漫画)の方でも大事な言葉なんですよね。

方向性は違っても、『確かに生きた人間がそこにいる/いた』という事実は、

それだけで運命を切り開くパワーを持っているのだと思います(←新生オンパロスの話をしている)。

未知の外敵によって平穏が崩れていく中で、それでも再生を目指して奮闘していく姿。

両者の状況って、結構似ていると思うんですよね。

話をトリスビアスに戻すと、

全体的に漂う前向きさと可愛さ、そしてラスサビのここが特に好きです(全然学校ではないですが)。

みんながここに集まれば
がっこうは特別になる
今日が終わっても明日も
笑顔で逢えるね!

終末的な状況の中で、それでも明日を祈るような預言。とても美しいと思い、この曲を選びました。

ケリュドラ

Bright Burning Shout – 西川貴教

まず、この曲自体がとてもカッケェので、聞いて。

目覚めろBright Burning Showt 無常すぎる世界でも

声に出したその希望を真実に変えようか

導けBright Burning Shout ほら生きたいと叫んでいるから

果てなき空を睨め

このサビもカイザーとしての民衆を奮い立たせるカリスマを感じます。

この曲はアニメ『Fate/EXTRA Last Encore』のOP曲で、月の内部に構築された電脳世界が舞台。

ヒロインが暴君として知られるネロ・クラウディウス(女の子)。

ケリュドラも後に暴君と呼ばれ、宇宙を夢見た人物。そういう意味でもイメージの重なり方が良いんですよね。

オンパロスのエンドロールや、光円錐のイラストからも、

ケリュドラは元の名前を捨てて、

カイザー・ケリュドラの役を演じているような感じがあるじゃないですか。

そんなイメージも相まって、Aメロ、Bメロのあたりにも、とても親和性を感じています。

あと、ケリュドラとフリーナ(原神)が似ているという話もありますが、個人的にはアンデシュドッテル(原神)の対みたいな印象があって、ケリュドラは自分の運命をカイザーの役で上書きした人って感じ。

あと人魚(に殺される)や裸の王様(王の役を纏って演じ切る)とかがアンデルセン(≒アンデシュドッテル)童話の逆っぽいよねと思ったりしました。駄文でした。

三月なのか / 長夜月

レイニーブーツ – 稲葉曇 feat. 歌愛ユキ

レイニーブーツ

代わりに溺れて

行けないところまで哀しみを弾くだけ

ここの歌詞、なのかの開拓を守る長夜月と「お気に入りの靴の身代わりにな」るレイニーブーツとの親和性がとても高いと思いました。

長夜月は傘持っているので、雨具つながりでもあるし。

梅雨の救世主になって
あなたの言葉で遊んでみせるよ

開拓者から黄金裔の記憶を消して、無瑕のオンパロスを作るというのも、

永劫回帰を終わらせるという意味では救世主的な行為と言えるのかもしれない……

白金ディスコ – 阿良々木月火(CV:井口裕香)

三月なのかの「はぁどっこい」が聞きたい。

初めて知ったこの永遠を

君に誓うよ

このフレーズを、君=キュレネとして読めば、

オンパロスを経て、永遠となった彼らの物語を語り継いで行くイメージにもつながって、

すごくエモいのではないでしょうか。

2番も開拓っぽく聞こえて好き。

まとめ

以上、妄言でした。

この読むに堪えない駄文に、

最後まで耐えられた読者がいるのかどうかかはわかりませんが、

認知の歪んだ開拓者の戯言に、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

追伸

オンパロスとは直接関係ないかなと思って、なのかの項目では触れませんでしたが

(最初から関係するものなんて一つもないんですが)、

Sizuk(feat. 春茶)さんの『bookmarks』がとても良い曲なので、よければぜひ聴いてみてください。

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